最初はフリーターから始まり派遣社員の流れ、派遣社員は労働力の流動性、栄える業界とかが変わるから必要な人数を必要な期間だけというのが無駄が無くていい、労働力不足にも対応できるという企業側の理屈ではいい話で進んだ感じ。
でも労働者側の視点が抜け落ちていると思う、労働者側は色々な仕事をしたいかというとそうでも無いのよ、若いうちはそういうのも有ると思うけどね、自分に向く仕事が見つかればそれをやりたい訳ですよ。
また色んな業種に派遣されたらまた1から仕事覚え直しとか歳を取れば取るほど厳しくなるしね。
流動性とか言われてもモノになるまでにはある期間が必要でその前に人員を変えていたらいつまで経っても中途半端な状態なままですよ、それを考えると単に使い捨ての人員が欲しいだけという企業の理屈が透けて見えてくる。
ドラマのハケンの品格みたいな有能なマルチスキル持ちになれば良いのよとか妄想が過ぎると思う、低賃金で働かされ次から次新しい仕事をしていたら今の仕事をこなすだけで手一杯、新たな資格勉強をする暇なんぞないと思う、そりゃ優秀な人はそれをこなすだろうけど優秀な人間を派遣で使い潰す事の無駄感は半端無いと思う。
多分それができる優秀な人間は囲い込んだ方が良いし、そのマルチスキルな優秀な人間は自分で起業したりするのではないだろうか。
そう考えると元々の理念は実は騙す為の理屈、低賃金で働く奴隷が欲しかっただけだという事なのよ。
優秀なフリーランスは高収入が当たり前、不安定で有る訳だから本来は派遣の方が給料が良く有るべきなのよ、給料に見合わなければ契約終了となる訳だからね、企業側も本来は育てる為の費用がかかってない訳だから出せる筈なのよ、でも現実はそうなってない。
正社員に値しないとレッテルを貼られた者を安く使えるという感じに成り下がっている、値しないというのも企業側が教育する事の放棄をしたかっただけだからね。
結果として衰退していく日本経済、少子化にも歯止めが効かなくなる、外国人入れれば良いもいずれ出来なくなる、治安が悪化して低賃金な国になってしまい誰もまともな人は寄り付かなくなるのだ。
優秀な人材が欲しいのであれば真っ当な国で有るべきなのだ、やせた土地では芽吹かないのである。
よく企業がこれ以上税金を高くすると海外に出るぞという話があるけれど税金より実は人材の方が大事だったりすると思う、国家が安定し教育等が行き届いている状態であれば企業側は多少税金が高くても出れなくなるのよ、人材集めって非常に大事だからね、意思の疎通がやり易い優秀な人材がいるってすごい事だからね。
目先の利益追求の経営者が馬鹿すぎた為に色々な物を見失ったのが今の状況を引き起こしているのだ、社会の仕組みまでいじった為に直すのには時間がかかると思う、マインドが変わっているからね。
posted by mouth_of_madness at 17:15|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|

|