2012年03月12日

メカニック

無骨なオッサンをやらせたら今一番旬な男、ジェイソン・ステイサムの映画。はまり役と言えば聞こえが良いが大体全部同じ感じの金太郎飴役者。

ポキン、ステイサム・ポキン、ポキン、ステイサムという状態である。

今回のステイサムは腕の立つ殺し屋、そして自分が殺した相手の息子を育てる師匠になるの巻である。何時バレるのか?バレた場合にどうするのかをハラハラドキドキして観るのが趣旨の映画なのだがどうにもスリリングさに欠けるのである、ラストも微妙な笑いで脱力するのだ。

そしてこの完璧な仕事をする男が一つだけ大きな失敗をしているのである、その失敗は解決するのだが、その失敗をあたかも予期していたぜ、ちゃんと準備していたぜというドヤ感がどうにも気になるのである。

自分の失敗のおかげで結局自分が助かるという部分がどうにもスッキリ来ないのである。やはり完璧に育てたから自分が殺されるという状況に満足感を持ちながら死を受け入れるというのが美学の様な気がする。

自分を殺す事が出来る所まで育て上げたというのが最後の完璧な仕事だと思うのだ。

弟子との仕事のグズグズ感を経て弟子が育つのが良いのに、最後まで弟子は詰めが甘いままなのだ。殺し以外は実は大した事無いかもという部分にガッカリ感が残るのである。自分の死までも完璧にするのがカッコイイのだ。
posted by mouth_of_madness at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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