2012年07月19日

怪物・モンスター

医学倫理ホラー、オチは駄目だけど地味な雰囲気とか過程はそこそこ愉しめた。

本当あのオチは無いと思う、そもそも超能力なんか出す必要も無いのではないかと思うのだ。

医学の進歩する過程で生じる犠牲、医者の進歩に対する欲求とモラル。その葛藤をホラーテイストにしているのは良しと思う(まぁもう少し研究者達のエゴのぶつかり合いが欲しいとは思うけど)、だからこそあの意味不明のオチがいただけないのである。

作り出した怪物を手なずけた医者も微妙に良くわからないしね。二人の研究者の医学に対する意見の違いをキッチリと描き腑に落ちる様な理由を用意して欲しかったと思う。また生み出された怪物が何処まで事件の全貌を理解しているのかその辺もちゃんと描いて欲しかった、

その上での手なずけた医師との関係性をちゃんと描かないからピンと来ないのである。

個人的には脳がフルに使える様になったというネタの拡張で、そのうち研究所で働いていた者達よりも賢くなり、それまで実験をしていた側が実験される側になりプロメテウス計画を達成するというオチとかだと良かったのにと思う。

不完全な技術で再生された不完全な脳と記憶を自分で改良し作り出した新薬により取り戻し、事件の全貌を知りこのプロメテウス計画を潰すために闇に消える的な終わりかただったらチョイとダークヒーロー的でカッコよかったのではないだろうか。

街に消え新薬で不治の病に悩む子供とかを直している謎の男的エピソードが新聞に小さく記事になっているとかね。

刑事が来たのもプロメテウス計画に参加していた関係者が殺された件での事情聴取とかで、証言している者も怪物は死んだと思い込んでいる前提で計画の件を証言し、最期に防犯カメラに写った映像で愕然とするとかいうネタとかもあればわかりやすくて良かったかも。
posted by mouth_of_madness at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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