2012年10月13日

私は馬鹿になりたい

つい数日前には日本政府の財政再建には消費税は10%では不十分と言っておいて、欧州危機対策に日本に600億ドルを拠出させるIMF。

僕には全く理解が出来ない。

まぁ世界経済がおかしくなれば更に負債が増えるからそうならない為にも余力のある国は金を出すべきだという考えなのだろう。600億ドルで日本経済が無茶苦茶から救われるのだ、これをけちればもっと悪くなるとでも言いたいのだろう。そして消費税はまた別の話、自国の経済を別腹だからねというのだろう。

家のローンがある状態で給料が下がったから小遣いを減らせというのが消費税の件で、地震が頻発しているから耐震強化工事、地震保険の強化が600億ドルという感じなのだろう。

まぁ確かに一見理にかなっている様な気がする。

それでもやはり腑に落ちないグナグナ感が残る。何かがおかしいと心がフガフガするのである。

この世界経済を救うというが景気の良い時は自由貿易だなんだといって競争を訴え金を稼ぐ事に血眼になるクセにいざ危なくなったら経済は繋がっていると言って負の連鎖に巻き込まれない様に、被害を最小限度にする為に世界は力を合わせるべきだという。あまりにも都合が良い話だ。

そしてこの世界経済とはいうが本当に世界なのか?実際は世界の1%の事を言っているだけではないのか?いやその1%が世界の富の大半を稼ぎ出し世界の経済を動かしているのだとでもいうのだろう、だが本当の所それ程稼ぐ仕事をしていると言えるのか?僕にはどう考えてもそうは思えない。

多分、世界の1%の人が其処に止まる事が出来る仕組みこそが現在一番守りたいモノで、それを世界経済と言っているのだ。そのルールが維持出来れば自分達は安泰であると考えているのである。もう既に食べていけていない人は世界の経済が破綻した所で生活は大して変わる事はない筈だ。

新しい仕組みや等を作り出したりするのは確かに偉いとは思うのだが、発明、発見されただけでは何もならないのである、フェイスブックもグーグルも確かに便利なのだろう、新しいライフスタイルを生み出したのだろう。だがそのシステムがあっても誰も利用しなければどんなに素晴らしいシステムだとしても何の意味も無いのである。

色々なモノが相互に絡み合って世界は構築されているのだ。

1%の人間は多分其処がわかっていない仕組みを作る側にいるとそれを利用してくれているから自分がその1%に成れているという事がわかっていないのである。

世の中食うに困る様な環境になった時に金融システムがどれ程の勝ちをもつのか?日々の生活で精一杯になった時に誰が娯楽を楽しむ様になるのか?電気がないような状態で誰がSNSなどをやるのか?

此等は色々な人のおかげで様々なインフラが整えられ、環境が守られているから何とかなっているのである。それでこそ価値が維持出来ているのである。

複雑に絡み合い世界が構築されているのに実際は勝ち組と負け組的に二元論的レベルにまでシンプルな構造に思い込ませようとしている感じがするのである。本当は色々なレベルで様々な構造があるのに単純な序列的考えで世界を定義する。価値観を固定化する、幅を狭くする事で人の思考の方向性を縛り付けているのではないだろうか。

現代世界は詐欺で出来ているのだ。

この騙された世界の呪縛から解き放たれれば人はもう少し楽に生きられる筈なのである。
posted by mouth_of_madness at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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