2012年10月26日

価格破壊

ロキシーミュージックのBOXを買った。九枚組で税込5193円。

なんという価格だ!!

確かに新譜ではないし、これまでに制作費も生活費も十分に元はとったと思うけどやはり安いと思う。

しかしなんでこれを安いと思うのだろうか?

これまでのCDとかが高かっただけなのではないのか?確かにその可能性はある。しかし気に入ったCDは何回も聴く事が出来るのだ。10回ぐらいしか楽しまなかったとしても8時間位は愉しんでいるのである。時給700円と考えれば5600円位のサービスを受けている感じだ。ライブに換算すると3回位の観ている感じだ。そう考えるとCD価格の3000円とかってかなりいい感じの値段だと思うのである。それが一枚当たり570円位で手に入る状況ってサービス満点過ぎるのである。

日常的に音楽が溢れているからそれが当たり前、タダで聴く事が当たり前と思う人もいるだろう。むしろ聴いてやってる位に思っているかもしれない。音楽にしても、テレビ番組にしてもタダに慣れ過ぎて麻痺しすぎていると思う。

こんなモノに金を出すなんて馬鹿じゃないという思想が蔓延し価格破壊が起こっているとしたら実に由々しき状態だ。サービス精神の発露であって欲しいのである。

だが此処にまた問題が生じる、名盤がそんな価格で売られるとそれよりヘボいモノが新譜だからといって高い金額で売られる事に違和感を感じる者が出てくるのである。

本当に名盤で誰もが欲しがる様なモノならば価格は上がるべきではないのか?という考えも成立するのではないだろうか。

売れるから安くなる、売れないから高くするという値段付も現実にある。考えれば考える程価格の正体がわからなくなっていくのだ。

価格破壊、安く購入できる事は嬉しいがそれにより音楽産業が崩壊してしまうのではないかという不安、他人の仕事を大した事ないと低評価する風潮が拡がるのが実に怖いのである。
posted by mouth_of_madness at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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