2013年07月20日

War of the dead

盛り上がりそうで盛り上がれない、寸止め映画。 鑑賞後もなんか満たされない感じが実に気持ち悪い。

兎に角ストーリーがいい感じに流れない、何かと忘れ物が多い感じに引っかかってしまう。大した話ではないのに微妙なストレスが残るのだ。

映像は多少物足りなさはあるけどドイヒーな訳ではない、そこそこいい感じなのだけど盛り上がらない。オッ!!という感じが映像にもストーリーにもないのである。

予告編を観るといい感じなんだけどね。

この映画を観るとストーリーを人に語るのが難しいのかというのがわかる、監督の頭の中では整合性のとれた流れるようなストーリーラインが在るのだろうけど、しかしそれを伝えるには言葉が足りないし映像も足りない。

自分の頭の中の設定という事が意外と人はわかっていないのだ。自分の頭の中で完結しているとそれは他人にも理解できるモノと勘違いしてしまうのだ。行間にある意味を誰もが理解出来ると勘違いしてしまうのだ。

だが行間に意味を持たせず全てを説明するとこれまた面倒臭い映画になってしまう。テンポは悪くなるし説明過多の為に本来伝えたい事は何かというのが分かり難くなる。

行間に意味を込めつつもそれを想像させる技術、これは行間から想像出来る、出来ないの判別と高度な技術の上に成り立つのだ。

すべらない話で何を生きにし、何をカットにするかという技術と同じである。同じ様な事象を体験してもそれを同じ様に面白く話す事は難しいのである。

ほとんどは飲み会で身内にだけにチョイと受ける程度だ。いや受ければいい方だ下手をすれば何を言っているか理解されず、愛想笑いの元にスルーされるのだ。

物語を語る、コンパクトに語る、こう難易度のスキルなのだ。
posted by mouth_of_madness at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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