2014年08月23日

ゴジラ

ハリウッド版のゴジラの2本目。

評判が悪いエーメリッヒ版も僕は其処まで悪い評価ではない、傑作だコレはオススメという事はないけれど其処まで駄目な映画とは思わない、ゴジラ映画として観るとどうなのよという感じであって怪獣映画としては其処まで酷いとは思わなかった。

その様な寛容な僕ですが今回のこのゴジラ微妙な出来と思う、ゴジラ映画としても怪獣映画としても何か微妙な感じ。

何だか話が頭に入って来ない、話が理解出来ないというより何か行き当たりばったり感の細切れ感に感じて話が引きつける盛り上がり感がないのである。ゴジラは背ビレばかりで中々出てこない、別の怪獣が暴れるのだけどこれまた大破壊がない、確かにビルとかが壊れた映像は出るけれど壊している部分が物足りないのである。

電装系破壊をして戦闘機とか落とすけどもう少しちゃんとしたバトルが観たかった。米軍と怪獣の戦いがみたいのである、でもそれを満足させるだけの戦闘は観られないのである。

また米軍の人々がゴジラにムトー退治を期待する部分の無邪気さは昔の怪獣映画に出て来る子供かよ!!とトホホ感しかない。

怪獣を追っているモナークという組織も何をしたいのかちっともわからないし、なんかそれっぽいモノ出してみました感しかない、この様な組織を出すのであれば原発事故で嫁を失ったブロディ博士との科学倫理の対立を描いたり、防衛の責任者であるステンツ少将との対立等を描くべきだと思う。

科学的利益、軍事的利益等により一市民が蹂躙される、全てを人間の力でコントロール出来る筈という思い上がりが状況をドンドンと悪くするといった事をキッチリと軸に据えて描くべきではないだろうか。

何か中途半端な人間ドラマが細切れに入るだけでで何にも響かないのである。

それならば人間ドラマなんか家族を守る為に命をかけるぞ、愛する母国アメリカを守る為に命を張るアメリカ軍人という分かり易い話にして怪獣災害の恐怖を徹底した方が良かったと僕は思う。

まぁ僕がそう思っていても映画自体は当たっているから説得力はないけどね。

原発事故、津波、原爆といった事を入れてても其処に何らかのテーマ性を感じる事が出来ない為にそれの事が日本で有った現実の出来事の趣味の悪いパロディにしか思えないのだ、此等を出すのが悪いというのではない、ヘンテコな日本観も問題はない、しかしなんかそれっぽくて良いでしょ、何か時事ネタで今を描いているでしょと薄い内容では悪ふざけにしか思えないのである。

エーメリッヒ版より評価は高い傾向だと思うが僕的には全然エーメリッヒ版の方が良いと思う。

大体最期にへばっているゴジラなんかみたくないしね、ムトー倒してホッと一息と思っていたらゴジラが大暴れかという感じで元気に終わって欲しかった、なんかゴジラ映画の駄目な部分をつなぎ合わせて作られた感じに凹んでしまうのだ。
posted by mouth_of_madness at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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