仮面ライダーの映画です、どうにもフォーゼパート、ウイザードパートみたいな分け方がどうにもシックリ来ない、それにオッサン喜ばし用のアクマイザー3、イナズマン、ポワトリンという部分もどうにもシックリ来ないのですよ。
こんな事をすれば嬉しいでしょという感じがどうにも安易すぎてサムいのです。
兎に角誰に向けて作っているのか?微妙に外している感じがするのです。
また子供はライダーのアクションシーンを観るのが好きというのかもしれないけれど、どうにも単調になりがちです、更にライダーが増えたりするとそれぞれの見せ場をつけようとしてダラダラ状態になってしまいがちです。
それぞれのパートでドラマを見せようとするのも微妙に説明的な感じがするのも面白くない原因だと思う、それにその説明のせいで本筋である筈のアクマイザーの部分の話が弱いのです、敵の存在が薄味なのです。
イナズマンとのパルクールを長々見せるくらいならばアクマイザーの凄さをもっと見せるべき。
ライダー達の事より敵を敵の作戦で崩壊していく世界をしっかり描くべきだと思うのです、第一の破壊でも凄い状態になった、壊滅的な状態になって一度は負けたという感じから立ち上がる展開にこそ燃えると思うのですよ。
絶望的状況からも立ち上がる姿こそが大事なのだと思うのです。
絶望が足りないから振れ幅が小さく盛り上がれないのです。
2016年09月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック