2017年04月21日

秘密

死んだ人間の脳の中に入り事件を解決する第九という組織の映画。

映像の雰囲気とか凄く良い感じなのに、どうにも入った人間がおかしくなった殺人犯の脳内映像がどうにも面白く無い、えっあれでおかしくなるの?という感じがいただけないのですよ。

一見幸せそうなのに何処か歪な感じとかで虚無感とかをだすか、何処までもいっても狂気がないとかの方が怖いと思うのです。

またとってつけた様な殺人犯二人の関係性も「えっ何じゃそりゃ」という感じしかしないのですよ、あれならば別に関係性無くても良いのではないかと思うのです。

むしろ関係性ないのに同じ闇を持っているとかの方がベタでもわかり易かったのではないかと思う。

暴れん坊刑事も余りにもありがちで状況を動かす為にだけ存在する感じでこれまた面白くない、熱演しているだけにもう少しシナリオどうにかならなかったのかと思う。

真犯人と思っていた人間の脳に入っても肝心の殺人の映像がないとか、多重人格では片方に鍵がかかっていて見る事が出来ないとかチョイとそういうネタが欲しかったとも思います、スゴイ取り調べと長期間の独房暮らしで脳内で無かった過去の記憶すら作ってしまっていたとかあればもっと面白かったのではないかとか色々と考えてしまいました。

まぁそれもこれも脳内映像が期待していたモノと余りにも違っていた事が文句を言いたくなる部分だと思う、もっと写ってはいけない様なモノが映像になっている感じが欲しかった。

人によりこんなに脳内で感じている現実が違うのかという様な差異が欲しかったと思う、被害者にも様々な闇が有るみたいな部分が欲しかったと思う。

殺人をしていないだけで世界に対して憎悪を持っていたとかがあればと思いました。

連続殺人の被害者、表面は凄く善良な人、心の中はドロドロみたいな感じで殺人犯の方が晴渡る青空みたいな清涼感といった状態とかで人間不信になり精神を病むとかの方がスッキリしたのではないかとか色々と考えてしまうのです。

映像の質感とか役者とかがいい感じなだけに実に勿体ない、セットの感じも昭和100年という感じがしてカッコ良いのにと思うのです。
posted by mouth_of_madness at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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