2017年05月30日

殿、利息でござる

前知識も無くポスターとタイトル、それに阿部サダヲ、西村雅彦、きたろうというキャストからもっとふざけた映画と思っていたら人情時代劇でした。

予想を裏切られたのだけど大変面白く観る事が出来ました。

もっとシリアスな時代劇にする事も出来たのでしょうけど丁度良いくだけ具合でまとまっているのが非常に良いと思います、シリアスに作り過ぎると人間のタフさが出ないのですよ、最悪な状態を乗り切るのに必要な人間力を感じさせる事が出来ないのです。

丁度良い人間のしぶとさが描けていると思うのです。

またシリアスに描きすぎると侍側があまりにも酷い人に描かれる事になりかねない恐れもあります、侍側にも言い分も正義もある訳でそれを一方的モノの見方で描くのはチョイと問題があるのです。

少し笑いの要素を入れる事でベタで酷い悪役のノリもリアリティを欠き物語として観る事出来るのです。

実話をベースにしている為に侍側を萱場杢を悪く描きすぎるとその子孫に不快感をもたれる恐れがあるからね、これでも十分に酷いと思っているかもしれないけれど。

良い匙加減だと思いました、まぁ浅野屋の憎々しい様はもう少し面白可笑しく描いても良いのにとは思いました、真実が明かされた時に愉快痛快爽快に成る位にベタに描くべきだった思います、憎々しさがチョイと足りない。

両替屋の方が金に汚いというか名誉欲に取り憑かれている感じがして浅野屋が弱く見えるのがこの映画の欠点だと思いました。
posted by mouth_of_madness at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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