2018年06月14日

ジーン・ワルツ

産婦人科の現状の問題点を何となく提示する映画。

台風で停電で更に部屋が壊れ、看護師が来れなくて、出産が被るという謎状況にする必要あるの?盛り上げる為かもしれないけれどやりすぎで何のこっちゃとい感じで白けてしまう。

丁寧にそれぞれの妊婦と取り巻く社会状況を淡々描いた方が良かったのでは無いかと思う、冒頭の医療事故のやりとりにしてもなんか放りっぱなしだし、教授がなぜ現状を守ろうとするのかもよく分からない感じで、単に嫌な無能という感じで面白くない。

死にかけの院長のくだりもコレいる?という感じしかしなかった、まぁその死にかけが大ピンチの時に奇跡を起こすというのが感動的でしょと思ったのかもしれないが僕的には結構ドン引きでした。

だがこの映画の最大の問題点は現状の産婦人科医療で起きる問題を少し描いているけれどなぜその様な構造になっているのかをちゃんと描いていないからだと思う、冒頭の医療事故で逮捕されるというのがその構造なのかもしれないが、それって医療制度の問題なのか?司法だったり人の感情の問題で医者が現場から、組織からアプローチして帰る事が出来るのかという疑問しか湧かないのよ。

あと冒頭の医療事故で母親を亡くした家庭が最後にその死を乗り越えた感じで出てくるけどハッピーエンドぽくしたいだけで微妙なシーンになっているのもダメな部分だと思う。

僕が思うに何を描くべきかというのがまとまっていないのではないかと思う、原作にある(未読)エピソードをつまみ並べただけなのではないか、とりあえずダイジェスト版みたいな感じで仕上げたのではなかろうか、その結果何を言いたいのかよくわからない映画に仕上がったのだろう。
posted by mouth_of_madness at 21:04| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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