2018年06月18日

マネー・ショート 華麗なる大逆転

サブプライムローン破綻を読み儲けた男達の悲哀の映画。

出し抜いてウハウハの痛快ドラマ化と思ったら全く逆の作りでチョイと驚いた、邦題が駄目だよね「華麗なる大逆転」とかついていたらハッピーエンドの痛快映画と思っちゃうよね。

実際にはこの世の中の歪みに気がつき、虚構で成り立っている事に気がついた恐怖や嫌悪、だがその中で自分も自分の顧客の為に誠実に成ると経済の破綻に賭け、儲けを出すという事になるという実に捻れた感じが面白いのですよ。

如何に人間が愚かか、砂上の楼閣にいるかという何時足下から壊れ手もおかしく無い世界に生きているか。

詐欺師、ペテン師が経済を牛耳っているか。

そしてその詐欺師、ペテン師もあまりに嘘つきすぎて自分達が何処にいるかも見失っているのかのある種の現代ホラーなのですよ。


この映画の主人公達は勝負に勝って現実に負けるのです、まぁ若手二人組はチョイと危機感というか緊張感、敗北感が薄いけどね。

多分ね金融以外でもこんな事は色々と起きている、気がついていてもその暴走を止められない立場の人はいると思う、そして誰か事故とかで被害を受けないかぎり変らないと思っているのだろう。

もっと誠実にあるべきと思ってみても人はチョイチョイ欲望で暴走してしまう、周りが見えなくなってしまう。


そんな感じの感想が沸々と湧いてくる映画でした。
posted by mouth_of_madness at 21:55| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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