2019年10月19日

アーティストとアルチザン

アニメの低賃金労働問題をみると思う、アーティストとアルチザンの区別がイマイチ出来ていないのが問題なのではないかと思う。

好きなモノは無給でもやりたいという考えを末端まで強要する感じが実に気持ちが悪いよね、此処にはプロフェッショナルな感じがないのよ自分が本当に良いモノを作っている自負があるのであれば正当な対価を得るべきですよ。

アニメは産業化しているのです、既に趣味の道楽ではないのです。

また監督等の上の人間はアーティストとしてある程度は自分の満足を得る事が出来るのかもしれませんが下の人間は職人です、絵を描いているからといってアーティストと一括りにしてはいけないのです。

自分の思いのある作品を実現する為に実作業を行ってくれる職人でありアルチザンなのですよ、好きな作品に携わるから安くても良いとかいうモノではないのです。

確かに予算の問題はあるけどそれを末端に押し付けるの違うのですよ、制作会社にしたのであれば経営者は社員をそこで働く者を守るべきなのよ、それが出来ないので有れば会社何か作っては駄目。

それにそんなにアニメが儲からないので有れば何故制作会社を立ち上げるのよ?何か隠されているモノがそこにあると思うけどね、いずれは自分の作品で世に打って出るとかいうのかね?

多分それは建前で上手くやれば儲かると、自分達ならばもっと稼げると妄想しただけでしょ?結果末端の職人に金を払えなくなる。

また安い理由はテレビ局のせいだったり、原作を管理する出版社のせいだったりするのだろうけど、そこに頼らないと仕事が取れないという段階でもうダメという状況。

クライアントを選べない段階でもう負けなのよ、むしろやってくれると頼まれる様にならないと駄目なのよ、そうじゃない時点でもうアーティストでも何でもないのよ。

製作費アップの交渉が出来る立場にならない限り制作会社はブラックになる定め。



よく手塚治虫を悪者にするけど何で他の人達はは業界構造を変える事が出来ないのよ、山程アニメが作られていてもそこまでの影響力がないからだと思う、視聴率が充分にとれて、視聴者の極端なばらつきも無いモノで有れば金になる、テレビ局が頭下げてくる様なモノを作れれば良いのですよ。

天才でもない限り、思いだけではモノは作れないのよ、ちゃんと金を動かす戦略が必要なのです。

それが出来なかったからラノベやコミックの売上を伸ばす為の広告もどきのアニメに成り下がったのです。

まぁテレビドラマとかも同じ様な傾向があるけどね、それで段々視聴率が取れなくなる悪循環。


末端の職人を大事にしないと終わるかもねと思ったけど、才能のある連中はこれからもドンドン進化するツールを駆使して少人数でクオリティの高い作品を仕上げるようになり業界の構造が変わるのかもね、同じ予算でも人数が10分の1とかになれば一人頭の取り分は増えるからね。

まぁ末端がいなくなる事には変わりなしかも。
posted by mouth_of_madness at 21:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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