アニメの主題歌、エンディング曲とかから聴き流す今の音楽の音、どうにも音が良くないと僕には思える。
何だろうこの実態感がない感じ。
太さがどうにも足りないのですよ、それにテンポ早く勢いある感じでも何かはみ出る感じはしない、小さくまとまり過ぎなのよ。
多分コレはアニメの曲に限った事じゃないのかもね、DTMの発達により色々な事が試せるし、トラック数とかも山の様に使える、細かい拘りが出来るというのがよろしくないのですよ、結果として音が死んでしまう方向に行きがちなのよ。
演奏した後も歌った後も、細くエディットし過ぎなのではないか?
作り手としては完璧方向に行っているのかもだけど揺らぎとかが削り取られてしまい何か死んだ様な感じになってしまうのだ。
僕はカレーが好きなのだが音楽もまたカレーと同じ様な部分があると思う。
カレーの勘違いはスパイスが多ければ多いほど良いみたい間違いをする人が多いのよ、スパイスを使いこなせるのであれば多い方が複雑n味わいを出せるかもだけどそんなスパイス使いはそんなにいない、カレー好きの素人には中々厳しいよ、まとめやすい5〜6のスパイスで十分だったりするのですよ、変に色々混ぜるとまとまりのないボンヤリとしたカレーになるのです。
音楽もちゃんとした音響とかの知識が無いと音同士が個性を潰し合い何かボンヤリとした音の塊に成り下がり結果として音が悪い状態になる。
そして困った事にこの良く無い音を基準として育って行くとドンドン良い音から離れてしまうのよ。
ボーカルも同じ声の力がどれほど大事かを分かって無いと単なるカラオケの上手い人みたいになってつまらない状態になってしまうのです。
まずはシンプルから始めて行くべきだと思うのだけでね、ギミックとかダマシの効かないストロングスタイルからね、其処で良い音を鳴らす。
posted by mouth_of_madness at 23:56|
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