アメリカ内戦映画、色々想像しなさいという感じ、映画自体は退屈せずに最後まで見る事が出来るのだが観客にちょいと投げっぱなしみたいな感じでどうにもスッキリしない。
意図を汲み取れていないからだと言われればそれまでなのだけどね。
人って何かキッカケが有れば簡単に壊れる、いやすでに壊れているけど気づかないふりをして無難に生きてるというのが実情とでも言いたいのかね?
今其処に有る危機すらもちゃんと見てない、その状況であたかも平穏に生きている?
戦争も狂気、マスコミも狂気、それを見る人も狂気、何処にまともな人がいるというのか、その中でもがき苦しみ日常を積み上げるこの狂気、私達の平穏はこの微妙な薄皮一枚で包まれたギリギリの世界。
内戦の原因を語らないというのも原因を言うとその内容により善悪判断が出来てしまうからなのかもねただ内戦をしている、それにより日常が壊れ、人が狂乱に走り人としてどうなのかという状態に陥る部分を描きたいだけなのかもね。
戦争はどちらにも言い分があるしどちらも己が行為に正当性がある、正義だと思っている部分があるから敢えて内戦理由を語らないという事にしたのだと思う。
穴に死体を捨てていたヤバいおっさんすら、アメリカ万歳感があるでしょ?あれも多様化だのポリコレだので国自体が揺らいでいる現状の不安の現れであって、国民が思う我が国という部分、愛国のズレが歪み出しているという事を言いたいのかも。
多分この映画一人で観ることにはあまり向かない映画かも、見た後に語り合う必要がある映画なのではないかと思う、観る人によって何処に注視したかによって大きく変わるから。
学校とかで感想文書かせたら生徒の内面とかが分かって良いかもね。
posted by mouth_of_madness at 21:12|
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